福岡県行橋市の防災協定と電気自動車の活用ついて解説

株式会社林田電気工業は、福岡県行橋市と防災協定を締結しております。

災害が起こった際、皆さまの命と安全・安心を確保するために欠かせない電力の復旧作業を行うお約束です。

地域の方々に支えていただき創業より52年。

地域の皆さまと共に歩んでこられました。

万が一の事態が起きた時に、地域の皆さまのライフラインの復旧に尽力し、安心と安全を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

行橋市は地方自治体とも「市町村広域災害ネットワーク災害時相互応援に関する協定」も締結しています。

また、弊社の他にも様々な企業様と防災協定や災害協定を締結し、行橋市の皆さんの「万が一」に備えています。

弊社と同じく「電気」の復旧支援を行う協定をご紹介します。

活用されるのは、なんと電気自動車です。電気自動車を使用した災害時の取り組みについて、興味深かったので詳しく説明いたします。

この記事の監修者

株式会社 林田電気工業

林田竜一

代表取締役

1級電気工事施工管理技士

行橋市で電気工事会社を経営しています。お客様ひとりひとりに丁寧に対応し、電気でつなぐ明るい未来をスローガンに地域に貢献できるように努めています。

弊社は、災害時における電気設備等の機能復旧で支援を行います。

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福岡県行橋市の電気会社
林田電気工業

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日産と行橋市の電気自動車を活用した災害協定って?

2022年10月

  • 日産
  • 福岡県行橋市
  • 日産自動車九州株式会社
  • 福岡日産自動車株式会社
  • 北九州日産モーター株式会社
  • 日産プリンス福岡販売株式会社

上記6者は電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結したと発表しました。

日産と行橋市で締結された「災害連携協定」次の2点が大切な柱となっています。

①行橋市が電気自動車(EV)の普及を通じて、

(1)環境負荷の低減に取り組むこと。

(2)地域の課題解決に取り組むこと。

②行橋市で災害による停電が発生した際、電気自動車(EV)を電力源として日産が対処し、電気自動車(EV)を電力源とした災害時の電力供給体制を構築すること。

このことにより、行橋市の環境を大切にし、さらに災害時の電力供給の強靭化を図ることを目的にしているそうです。

災害連携協定って?

災害連携協定とは、自治体と企業等が災害時の対応に関して、お互いに緊密に連携・協力することを目的として締結するものです。

災害時には様々な事態が予測されるなか、命を守るのに不可欠なライフライン・電気。

復旧に私たちも尽力いたしますが、避難所での生活など災害後にも命を守るための電気に関しての災害連携協定が締結されたことは、とても心強いことだと思います。

電気のライフラインが遮断された時に、電気自動車を使って支援してもらえると非常に助けになります。

日産と行橋市。協定を結んだ背景とは?

私たちの住んでいる行橋市は、豊かな自然環境と歴史と文化という、素晴らしい多くの地域資源を有しています。

地域資源を生かした政策は、環境保全・環境対策にも率先して取り組んでいます。

また、災害時においての対策・復旧の対策にも真摯に取り組んでいる街です。

SDGsを積極的に推進して、持続可能で強靭な街づくりを進めています。

日産は、電気自動車(EV)の普及を通じて様々な地域課題を目指している企業です。

環境や防災、エネルギーマネージメント、観光、過疎などの問題にも目を向けていて、SDGsの達成実現へ向けた取り組みも多く行っています。

行橋市が含まれている「京築地域」には、日産自動車九州があります。

日産自動車九州は、日産の国内工場では最大の生産台数を誇っています。

九州の地の利を活かして、本丸のマザー拠点として稼働しているのです。

また、工場見学も多く受け入れており、開かれた工場として、地域共生活動を行っています。

日産と行橋市の災害連携協定は、日産が推進する「ブルー・スイッチ」と、行橋市が行う環境・防災対策とSDGsの推進が合致し、結ばれました。

日産「ブルー・スイッチ」ってなに?

ブルー・スイッチとは、日本が抱える地球温暖化や災害対策等の課題を解決するための日産の活動のことです。

「日本電動化アクション」とも言います。

電気自動車(EV)や電気自動車の充電基地の普及など、電動化によるソリューションの提供を通じて、連携パートナーと共に課題解決に向けて活動を行っています。

電気自動車による課題解決「ブルー・スイッチ」

災害連携協定締結によって目指す未来

日産と行橋市は、災害連携協定の締結を機として、電気自動車(EV)を活用した、環境に優しく災害に強い持続可能なまちづくりを推進しています。

災害時だけではなく美しい行橋市の自然環境を後世に残すために、日産のブルー・スイッチを組み込み、様々な問題解決を行っていくとのことです。

電気自動車を活用した災害連携協定の概要と具体例

日産と行橋市で締結された災害連携協定の概要は以下の通りです。

①行橋市で災害を起因とする停電が発生した際、市が指定する場所(避難所など)に、日産自動車九州および日産の販売会社の店舗等に配備している電気自動車(EV)・リーフを無償で貸与する。

電気自動車(EV)による給電により、災害時にも避難所等で継続して電力が供給できる体制を整えることにより、市民の生命および安全・安心を確保する。

②行橋市、日産、日産自動車九州、福岡日産自動車、北九州日産モーター、日産プリンス福岡販売は、平常時も電気自動車(EV)の普及促進を行う。

また、行橋市のイベントで使用する電気力を電気自動車(EV)から供給し、「走る蓄電池」としての電気自動車のメリットを市民にアピールする。

アピールより、市民の環境への関心、防災意識向上を目指す。

災害連携協定の具体例

電気自動車(EV)の次の機能を災害時に円滑に活用することを目指しています。

  • 電気を運べる
  • 電気を外部に供給できる

前述の通り、災害時に人が避難する場所や安全を確保するために集まる場所である避難所などに、日産グループより電気自動車(EV)が配置されます。

生きていくために必要なライフラインの一つである電気を、電気自動車(EV)の機能を使い補うように活用するそうです。

過去に他県での災害時には次のように、電気自動車(EV)による電気供給が活用されました。

<公民館>

・スマートフォンの充電

・扇風機稼働

・夜間照明点灯

<保育所>

・扇風機稼働

<高齢者福祉施設>

・扇風機の稼働

・冷蔵庫の稼働

・調理器具の稼働

いずれも、普段当たり前のように身近にある電気の使い道です。

このように必要最低限ではありますが、行橋市の万が一の時には、日産が電気自動車で電力供給を行ってくれる災害連携協定なのです。

災害連携協定のまとめ

いかがでしたか?

日産さんと行橋市が結んだ災害連携協定は、避難所生活や災害後の日常を守るために必要不可欠な電気の使い道です。

このような協定が結ばれていることは市民としても安心ですね。

もちろん、災害が起きないことが1番ではありますが。

弊社も、災害時には1日も早い電気の復旧に向けて、有事の際にも尽力いたします。

日頃から万が一に対する備えも大切にしてみてください!

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