命を守る防災無線!防災無線工事について解説

「防災無線」をご存知ですか?

災害時や緊急事態に際し、私たちの安心と安全を守る伝達をしてくれるシステムです。

私たちの生活の安心と安全に欠かすことが出来ない防災無線ですが、どのような工事を行っているのかは意外と知られていないようです。

この記事では防災無線工事についての基礎的な知識をご紹介します。

私たちの暮らしの「安全」「安心」を守っている、防災行政無線についての知識を深めていただけたらと思います。

知ることでより、安心・安全を身近にできますと幸いです。

この記事の監修者

株式会社 林田電気工業

林田竜一

代表取締役

1級電気工事施工管理技士

行橋市で電気工事会社を経営しています。お客様ひとりひとりに丁寧に対応し、電気でつなぐ明るい未来をスローガンに地域に貢献できるように努めています。

防災無線の基礎知識!

防災無線とはなぜ必要なのでしょうか?

予期せぬ災害や緊急事態が発生した際に、私たちの安心安全と命を守るために速やかな情報伝達が必要になります。

災害の規模や災害現場の位置や情報を把握し、いち早く正確な災害情報を地域住民などに伝達する必要性があります。

そのため、国及び地方自治体が災害非常時に情報・伝達の手段の確保を目的として構築されています。

防災無線から流れる音楽の驚きの理由とは

防災無線から、例えば正午や夕方の決まった時間に音楽が流れることがあるのを耳にしたことはありませんか?

時計がなくても音楽が流れることで、生活の区切りの時間を知ることができるという目的の他に、もう一つ大切な役割を担っているんです。

定時の音楽方法は、いつ起こるかわからない非常事態や災害の際に、正常に放送が行われ確認してもらえているかの試験放送の役割もあるのです。

定時に決まった音量で放送することにより、屋外拡声子局・・・いわゆるスピーカーから地域への放送が正常に行われているのか。

防災放送システムに異常を来していないかを定期的に確認しています。

故障があればすぐに指定業者が点検整備を行います。

このようにして、有事の際に迅速的確に地域住民に状況伝達や安全確保を促せるように日々注力されているのです。

防災無線が聞こえない!何を言っているのかわからない時にして欲しいこと。

防災無線の音が聞こえづらい。

防災無線が何を言っているのかわからない。

そんな事を感じることはありませんか?

前述の通り、防災無線は「いざという時」に私たちの安全を確保するための情報伝達手段です。

防災無線は、放送局からの距離や風向きによっても聞こえづらいことがあります。

聞こえづらい状況が続いた場合は、お住まいの地域の防災行政無線サポートセンターや情報政策課広報室にご連絡をお願いします。

防災無線の故障を発見した時も同様です。

防災無線工事は自治体が管理していますので、適切な対応を行ってくれます。

※防災行政無線サポートセンターや情報政策課広報室の名称は自治体によって異なります。

意外と知らない!?防災無線設置工事について

防災無線は高い場所にあることが多いですよね。

建物やビルの屋上に、四方に向かってスピーカーが設置されているのも思い浮かぶ方も多いと思います。

ここでは、柱を立てて設置する作業について簡単にご説明します。

防災無線設置工事の簡単な流れ

まず、各装置(アンテナやスピーカーなど)を設置するための柱を建てることから始めます。

設置場所は行政より、地域住民に届きやすいように、また、安全安心に配慮された場所を選定されて指示がきます。

建柱車を使って、柱を入れるための穴を掘ります。

その後、穴へ柱を建てます。

高所での作業になるので、有資格者がスピーカーやアンテナを設置していきます。

もちろん、一般の方の生活が安全に守られるために作業箇所を囲んだり、誘導員を配置するなどして、注意喚起を行いながら進めていきます。

進む防災無線のデジタル化

防災無線もデジタル化が促進されています。

デジタル化することで、災害情報や緊急事態の際のデータの集積や情報伝達がよりスピーディーに行えるようになります。

このことにより、親局設備と各地域に設置された設備での連絡通話が可能になり、より早く簡単に情報伝達が可能になりました。

デジタル電波への切り替えにより、放送がよりクリアになり、届くエリアも増やすことが可能になります。

令和6年(2024年)11月30日に、防災無線は完全にデジタル移行します。

そのため、各自治体ではアナログ防災無線からデジタル防災無線への切り替え工事が進められています。

防災無線って誰でも設置できるの?設置業者の基本知識

防災無線は、各市町村における「地域防災計画」に基づいて整備されています。

地域防災計画は、防災無線の整備方針や市町村の防災体制はもちろん、地域の防災系機関による防災活動の整合性などが吟味、検討され構築されています。

そのため、誰でも設置できるものではありません。

防災無線を設置する場合はそれぞれの自治体が認めた安全性と信頼度が高い、指定業者によって設置工事が行われる必要があります。

戸別に防災無線を設置することも可能ですが、あくまで戸別設置になります。

防災設備の設置方針の検討って?

防災無線はわたし達の安心や安全を守ってくれる大切なシステムです。

しかし、たくさんあれば良いというわけでもありません。

地域の中でも災害が多いところや、災害によってすぐに壊れてしまうような場所に設置するのは本来の意味と力を発揮することができません。

そのため、市町村の過去の災害履歴や地域住民からの要望、防災関係機関による取り組み状況などを考慮して検討が行われます。

もちろん、市町村の財政事情や予算計画、合併計画なども加味して検討されています。

災害時に最も有効に安全を確保できるように計画され、工事が実施されているのです。

防災無線工事は指定業者が行います。

防災無線工事は地方自治体が指定業者に依頼して行われる工事です。

指定業者とは、専門知識や技術・経験を有していて、専門の専任技術者や、適切な器材・資材を取り揃えることができる業者です

さらに、適切な工事と適切な事務手続きを行うことが可能で、適正費用で行っている業者が選定されています。

一定の水準以上の知識と技術力が保証されている、安心して任せられる工事業者が指定業者として工事を行うことができるのです。

また、防災無線工事は故障や不具合が見られたら早急に対応する必要性を有しています。

防災無線工事の指定業者は、そのような要請にもいち早く適切に対応することが求められています。

地域の住民の安心や安全を守るための防災無線工事です。

信頼でき安心して任せることができる「指定業者」が設置し、安全安心を守るお手伝いを行っているのです。

防災無線工事のまとめ

いかがでしたか?

普段、定時の音楽が流れてくる防災無線ですが、有事の際には私たちの命と安全を確保するための大切な情報伝達手段の一つです。

デジタル化も進み、よりクリアで正確な情報伝達が可能になりました。

防災無線工事は一般の業者ではなく、指定業者が工事を行う必要があります。

修理や取り替え、復旧作業も同様に指定業者が行います。

いざという時のために、あなたのお住まいの地域の防災無線がどこにあるのか。

音はきちんと聞こえているのかを確認してみましょう。

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