HEMS導入と電気工事|賢い節約と未来の暮らしの始め方

スマホをポンと操作するだけで、外出先からエアコンをつけたり、今日使った電気代がリアルタイムで分かったり。 そんな便利で心地よい暮らしが、実はもう手の届くところまで来ているんです。

「HEMS(ヘムス)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? これは、お家の電気を「見える化」して、賢くコントロールできるようにしてくれる仕組みのこと。 難しそうに聞こえるかもしれませんが、スマホで家計簿をつけるような感覚で、電気の使い方が手のひらで分かるようになる、とても身近な存在なんです。

太陽光で作った電気を無駄なく使えるようになったり、帰宅前にお部屋をちょうどいい温度にしておけたり、家族の「ただいま」を心地よく迎える準備が自動でできたり。 HEMSがあると、毎日の暮らしが今よりもっとラクに、もっと賢く、そしてもっと安心できるものに変わっていきます。

「でも、うちの家でもできるのかな?」「工事って大変じゃないの?」 そんな疑問をお持ちの方も多いかもしれませんね。

この記事では、HEMSでどんな毎日が手に入るのか、どんな工事が必要なのか、そして行橋や北九州にお住まいの方がどうやって安心して導入できるのかを、やさしく丁寧にお伝えします。 あなたとご家族が、もっと心地よく豊かな毎日を過ごせるヒントを見つけるきっかけになれば嬉しいです。

この記事の監修者

株式会社 林田電気工業

林田竜一

代表取締役

1級電気工事施工管理技士

行橋市で電気工事会社を経営しています。お客様ひとりひとりに丁寧に対応し、電気でつなぐ明るい未来をスローガンに地域に貢献できるように努めています。

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HEMS(ヘムス)ってなに? 電気工事で実現する「家の見える化」とは

「HEMS」という言葉、最近よく耳にするようになりましたよね。 でも、「何となく便利そうだけど、結局どういうものなの?」と思われている方も多いのではないでしょうか。

HEMSは、「ホーム・エネルギー・マネジメント・システム」の略で、簡単に言うと「お家で使っている電気を、スマホやタブレットで見たり、操作したりできる仕組み」のことです。 お家の「健康診断」や「専属トレーナー」のような存在、と言えばイメージしやすいかもしれません。

HEMSがあれば、今この瞬間に、どの部屋でどの家電がどれくらい電気を使っているのかが、リアルタイムで手のひらの中に見えるようになります。 「見える化」されることで、自然と「ここを工夫してみようかな」という気づきが生まれ、無理な我慢をしなくても、賢く電気を使えるようになるんです。

さらに、外出先から家電を操作したり、太陽光で作った電気を無駄なく使ったり、システムが自動で快適さを保ちながら節電してくれたり。 暮らしがもっと自由で、もっと賢く、もっと心地よくなる可能性が広がります。

「見える」ようになると、暮らしはどう変わるのでしょうか。 どんなことができるようになって、どんな毎日が待っているのか。 ここから一つずつ、ご紹介していきます。

スマホで電気代をチェック!使いすぎがすぐに分かる仕組み

HEMSの一番の魅力は、「今、どれくらい電気を使っているか」がリアルタイムで分かることです。 スマホの画面を開けば、リビングのエアコンや、各部屋の電気使用量がひと目で確認できます。 HEMS対応の家電なら、一つひとつの動きまで詳しく見ることも可能です。

たとえば、こんな使い方ができます。

機能名概要・表示内容活用メリット
リアルタイム
使用量モニター
今この瞬間、家全体でどれくらいの電気を使っているかを数値やグラフで表示します。使いすぎているタイミングを即座に把握でき、待機電力の確認などにも役立ちます。
部屋・回路別
内訳表示
どの部屋でどれくらい電気を使っているかを表示します。
※エアコンなど専用回路の家電は個別に表示されます。
「どこで電気を使っているか」が明確になるため、消し忘れの防止や省エネ対策に繋がります。
過去データ
比較機能
先月や前年同月とデータを重ねて表示し、使用量の増減を一目で確認できます。「去年より使いすぎているか」といった傾向を分析し、節電目標を立てる目安になります。

見えるようになると、「あれ、誰もいない部屋のエアコンがずっとついていたんだ」とか、「この時間帯は家族みんなが家電を使うから、電気代が跳ね上がるんだな」といった気づきが自然と生まれます。 こうした小さな気づきの積み重ねが、無理なく電気の使い方を見直すきっかけになるんです。

実際に、HEMSを導入したご家庭では、特別なことをしなくても、見えるようになったことで平均して約10%前後電気の使用量が減ったというデータもあります。 (出典:一般財団法人省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典」) 「我慢する節電」ではなく、「気づいて工夫する節電」ができるようになる。 それがHEMSの見える化のちからなんです。

家族で「今月は去年より少なかったね」と話したり、お子さんが「電気の使い方、気をつけよう」と自然と意識するようになったり。 HEMSは、家族みんなで電気と向き合うきっかけも作ってくれます。

▶︎参考【経済産業省・資源エネルギー庁】家庭向け省エネ関連情報「省エネって何?」

見えない「待機電力」を見つけて無駄をカット

Sで電気が見えるようになると、今まで気づかなかった「隠れた電気の使い方」が分かるようになります。 その代表的なものが「待機電力」です。

待機電力とは、使っていないときでも、コンセントに挿しているだけで消費される電気のこと。 テレビやエアコン、電子レンジなどは、リモコンですぐに動かせるように、常に少しずつ電気を使っています。

項目内容ポイント
待機電力とはコンセントに挿しているだけで消費される電気使用していなくても電気代が発生する
主な家電テレビ、エアコン、ルーター、温水便座など常にスタンバイ状態(常時通電)にあるもの
全体の影響一般家庭の電気代の約6%こまめなプラグ抜きで確実な節約になる

HEMSがあれば、どの部屋や回路で待機電力が発生しているかが分かるので、「リビングのテレビ周りかな?」と当たりをつけて対策が取れるようになります。 「この家電は使わないときはコンセントを抜こう」とか、「省エネモードに設定してみよう」といった具体的な工夫ができます。 また、HEMS対応のスマートコンセントを使えば、外出先から電源を切ることもできるので、うっかり消し忘れた家電も安心です。

見えないものが見えるようになると、暮らしはもっと賢く、もっと心地よくなります。 HEMSは、そんな小さな気づきと工夫を、毎日そっと教えてくれる存在です。

▶︎【環境省】HEMSデータ利活用

外からエアコンを操作!家電を便利にコントロールできる

HEMSのもう一つの魅力は、見るだけでなく「操作する」こともできることです。 外出先からスマホで家電をコントロールできるので、帰宅前に快適な環境を整えたり、うっかり消し忘れた家電を外から切ったりすることができます。

たとえば、こんなシーンで活躍します。

シーン操作メリット
帰宅前のエアコン帰宅30分前に外からON帰った瞬間から涼しく快適
照明の消し忘れスマホで確認・消灯家に戻る必要がなく安心
お風呂の準備帰宅に合わせて外から給湯待ち時間ゼロですぐ入浴

特に夏の暑い日や冬の寒い日、帰宅前にエアコンをつけておけるのはとても助かりますよね。 車の中で「家に着いたら快適な部屋が待っている」と思うと、気持ちもホッとします。

また、外出先から室温を確認できるので、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも、留守中に「暑くなりすぎていないかな?」と心配なときは、必要に応じてエアコンを調整できます。 安心して外出できるのは、とても心強いですよね。

HEMSは、ただ節約するだけの道具ではなく、毎日の暮らしをもっと便利に、もっと安心できるものにしてくれるパートナーのような存在です。 忙しい毎日の中で、ちょっとした「ラクになる」「安心できる」が増えていく。 それが、HEMSのある暮らしの心地よさです。

太陽光発電とつないで、電気を賢く使うエコな生活へ

すでに太陽光パネルを載せているご家庭や、これから導入を考えている方にとって、HEMSはとても心強い味方になります。 太陽光で作った電気を、どれだけ自分の家で使って、どれだけ余っているかが、リアルタイムで見えるようになるからです。

HEMSと太陽光発電を組み合わせると、こんなことができます。

項目確認できることメリット
発電と消費「今」作っている量と使っている量リアルタイムで電力収支を把握
自家消費晴れた昼間に洗濯機などを稼働買電を減らして賢く節約
余った電気売電中か、蓄電池へ充電中か電気がどこへ流れているか一目で判別

最近は、電力会社に売る電気の単価(売電価格)が下がってきているので、「売るよりも、自分の家で使う方がお得」という時代になってきています。 たとえば、晴れた日のお昼に太陽光でたっぷり発電しているなら、その時間にエコキュート(給湯器)でお湯を沸かしたり、蓄電池に電気を貯めたりすることで、夜間や雨の日に使う電気代を減らせます。

HEMSがあれば、こうした「賢い使い方」を自動で提案してくれたり、設定しておけば自動で動かしてくれたりもします。 「今日はよく晴れているから、昼間にお湯を沸かしておこう」といった判断を、システムがサポートしてくれるので、難しいことを考えなくても、自然とエコで経済的な暮らしができるようになります。

太陽の光で作った電気を、無駄なく大切に使う。 そんな、地球にも家計にもやさしい暮らしを、HEMSが後押ししてくれます。

▶︎参考【資源エネルギー庁】なっとく!再生可能エネルギー

どんな作業が必要?HEMS導入で行う電気工事の流れと内容

HEMSの便利さは分かったけれど、「実際にどんな工事をするの?」「家の中が大変なことにならない?」と心配になる方も多いのではないでしょうか。

安心してください。 HEMS導入の工事は、思っているよりもずっとシンプルで、ご自宅への負担も少ないものです。 工事のほとんどは、お家の中にあるブレーカー(分電盤)の周辺で行われるため、壁を大きく壊したり、家中の配線をやり直したりする必要はありません。

工事の時間も、一般的なご家庭なら半日程度で完了することがほとんどです。 朝から作業を始めれば、夕方にはもうスマホで電気の使用状況が見られるようになります。

「電気工事」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、実際には専門の資格を持った職人さんが、安全に配慮しながら丁寧に進めてくれます。 ここからは、ブレーカー周りでどんな機器を取り付けるのか、インターネットへの接続はどうするのか、電気メーターはどう変わるのかを、具体的にご紹介していきます。

HEMSの電気工事①ブレーカー(分電盤)に電気を測る小さな機械を取り付ける

HEMS導入の中心となる工事は、お家の「ブレーカー」、正式には「分電盤」と呼ばれる場所で行われます。 分電盤は、玄関や廊下、洗面所などにある、電気の使用量を管理している箱のことです。 ここに、電気の流れを測る小さな機械を取り付けることで、HEMSが各部屋の電気使用量を把握できるようになります。

具体的には、こんな作業が行われます。

作業項目内容安心ポイント
センサー取付洗濯バサミのように電線を挟むだけ電線を切らないため安全に設置可能
ユニット設置分電盤の近くに小型機器を設置場所を取らない小さな計測機
配線・接続ユニットとネット環境を接続データ送信の準備完了

ここで使われる「CTセンサー」という機械は、電線を切断する必要がありません。 そのため、工事全体が長時間停電するわけではなく、機械を取り付ける際の数十分程度、安全のために電気を止めるだけで済みます。 作業の前には、冷蔵庫の中身やパソコンの作業など、準備しておくと安心です。

また、分電盤が古い場合や、容量が不足している場合は、この機会に新しいものに交換することもあります。 特に13年〜15年以上使っている分電盤は、安全性の面からも交換を検討する良いタイミングです。 (出典:日本電機工業会「住宅用分電盤の更新推奨時期」) 新しい分電盤は、HEMS機能が最初から組み込まれているタイプもあり、見た目もすっきりとスマートになります。

工事を担当するのは、必ず「第二種電気工事士」以上の国家資格を持った職人さんです。 分電盤の中は高い電圧が流れているため、資格のない人が触ることは法律で禁止されています。 信頼できるプロにお任せすることで、安全で確実な工事が受けられます。

▶︎【経済産業省】電気工事士法

ブレーカーが古い場合は交換が必要になることも

HEMS導入の工事を進める中で、「分電盤が古いので、この機会に交換しましょう」と提案されることがあります。 これは無理に新しいものを売りつけようとしているわけではなく、安全性や機能性を考えた上での大切な提案です。

分電盤の交換が必要になるケースには、こんなものがあります。

チェック項目状況・目安リスクと対策
使用年数設置から13〜15年以上部品劣化の恐れあり交換を推奨
電気容量家電が増えて容量不足ブレーカー落ちを防ぎ快適に使う
安全装置漏電保護などの規格が古い万一の事故に備え最新設備へ

分電盤は、家の電気を安全に管理する大切な役割を持っています。 古くなった分電盤をそのまま使い続けると、漏電や過電流といったトラブルが起きたときに、十分に対応できないことがあります。 特に、昔の分電盤には「漏電ブレーカー」がついていないものもあり、これは安全上のリスクになります。

HEMS導入のタイミングで分電盤を新しくすることで、安全性が向上するだけでなく、HEMS機能が最初から組み込まれたタイプを選べば、見た目もすっきりして、配線もシンプルになります。 また、今後さらに家電が増えたり、電気自動車の充電設備を追加したりする場合にも、余裕を持った容量の分電盤にしておくと安心です。

「交換が必要」と言われると、費用が気になるかもしれませんが、電気保安の観点から見れば、家族の安全を守るための大切な投資です。 信頼できる電気工事店なら、今の分電盤の状態をしっかり診断して、本当に必要な場合だけ提案してくれます。

HEMSの電気工事②インターネットにつなぐための配線工事や設定作業

HEMSで電気の使用状況をスマホで見たり、外出先から家電を操作したりするには、インターネットへの接続が必要です。 ここでは、分電盤に取り付けた機器や、情報を集める「HEMSコントローラー」と、ご自宅のインターネット環境をつなぐための工事や設定が行われます。

具体的には、こんな作業が行われます。

接続方法・工程状況・作業メリット・目的
有線LAN接続ルーターが近くにあるならケーブルで直結最も通信が安定する推奨の方法
Wi-Fi接続
(無線)
ルーターが遠い場合は無線で設定中継機を使えば電波改善も可能
通信テストネット接続とデータ送信を確認スマホで正しく表示されるかチェック

インターネット接続で大切なのは、「通信が安定していること」です。 HEMSは24時間365日、電気の使用状況を記録し続けるので、途中で通信が途切れてしまうと、データが正しく記録されなかったり、外出先から操作できなくなったりすることがあります。

そのため、できるだけ有線LANケーブルでつなぐのが理想的ですが、ルーターが遠い場合はWi-Fiでも問題ありません。 ただし、Wi-Fiの電波が弱い場所では、中継機を設置するなどの工夫が必要になることもあります。

また、工事の際には、ご自宅のインターネット環境(プロバイダーやルーターの種類)を確認しておくとスムーズです。 「インターネットはあるけど、詳しいことは分からない」という場合でも、電気工事店のスタッフが丁寧に確認してくれますので、安心してご相談ください。

インターネットとHEMSがしっかりつながることで、いつでもどこでも、お家の電気を見守れるようになります。

HEMSの電気工事③お家の電気メーターを「スマートメーター」へ切り替える

HEMSを使うためには、お家の外にある電気メーター(検針メーター)を、「スマートメーター」という新しいタイプに交換する必要があります。 スマートメーターは、電気の使用量を自動で記録して、電力会社に送信できる便利なメーターです。

スマートメーターへの交換について、知っておきたいことをまとめました。

項目内容ポイント
交換費用電力会社の負担で順次交換原則として無料
必要な手続きHEMS連携用の「Bルート」を申請電力会社へ申し込みが必要
工事の実施電力会社(送配電)の作業員が対応専門家におまかせで安心

「Bルートサービス」というのは、スマートメーターとHEMSの間で、電気の使用量データをやり取りするための通信サービスのことです。 申し込みは、インターネットから簡単にできますし、多くの場合、HEMS導入工事を依頼した電気工事店がサポートしてくれます。

申し込みをすると、認証用のIDとパスワードが発行されるので、それをHEMS機器に入力すれば連携が完了します。 難しそうに聞こえるかもしれませんが、実際の設定は工事の担当者が行ってくれることがほとんどなので、安心してください。

スマートメーターは、検針員さんが毎月訪問する必要がなくなるだけでなく、停電時の復旧が早くなったり、電力の使用状況がより細かく分かったりと、さまざまなメリットがあります。 HEMSと組み合わせることで、その力を最大限に活かせるようになります。

▶︎【経済産業省・資源エネルギー庁】スマートメーターで変わる使用量の確認方法

どんな作業が必要?HEMS導入で行う電気工事の流れと内容

HEMSは、新しく家を建てるときだけでなく、今お住まいの家にも後から取り付けることができます。 それぞれのタイミングで、工事の進め方や配線の処理方法に違いがあり、それぞれにメリットがあります。

新築のときに導入すれば、設計の段階から配線ルートを計画できるので、配線を壁の中に完全に隠して、見た目もすっきりとした仕上がりにできます。 すでにお住まいの家でも、配線カバー(モール)を使った工夫で、美観を保ちながら設置することができますし、最近は技術も進んで、かなり目立たない施工が可能になっています。

また、壁紙の張り替えや水回りのリフォーム、間取り変更など、他の工事と一緒にHEMSを導入すれば、壁を開けたタイミングで配線を通せるので、後付けでも新築のようにきれいに仕上がります。 工事費用も、複数の工事をまとめることで効率的に抑えられます。

「今の家に後から付けるのは大変そう」と思われるかもしれませんが、実際には思っているよりもスムーズに、きれいに仕上がることが多いものです。 ここからは、「新築」「既築(後付け)」「リフォーム」それぞれの工事のポイントと、配線をどう処理するかについて、具体的にご紹介していきます。

新築のHEMSの電気工事|配線を壁の中に隠して、見た目もスッキリ

新しく家を建てるタイミングでHEMSを導入する最大のメリットは、配線を壁の中に完全に隠せることです。 設計の段階から計画することで、見た目もすっきりと美しく、後から「ここに配線が見えているな」と気になることがありません。

新築時のHEMS工事では、こんなことができます。

メリット施工内容効果
配線を壁内へ壁の中に隠して通線表に見えず見た目がスッキリ
最適な配置使いやすい場所へ計画的に設置操作しやすくメンテナンスも楽
まとめて工事照明やLANと同時に施工手間が一度で済み効率的

新築の場合、壁のボード(石膏ボード)を貼る前に配線を通すので、「隠蔽配線(いんぺいはいせん)」と呼ばれる、最もきれいな施工方法が可能になります。 配線が見えないだけでなく、ホコリが溜まることもなく、掃除の手間も減ります。

また、将来的に家電を増やしたり、電気自動車の充電設備を追加したりすることも見越して、あらかじめ余裕のある配線ルートを確保しておくこともできます。 新築のときだからこそできる、長い目で見た計画が立てられるのです。

ただし、新築時にHEMSを導入するには、設計の早い段階から電気工事店やハウスメーカーに相談しておくことが大切です。 間取りが決まってからでは、配線ルートの変更が難しくなることもあります。

▶︎参考【国土交通省】住宅:法令・制度、省エネ基準等

設計の段階から相談しておくと工事がスムーズ

新築でHEMSをスムーズに導入するには、「いつ相談するか」がとても大切です。 理想的なのは、間取りや電気設備の配置を決める設計段階、できれば壁の位置が確定する前のタイミングです。

設計段階から相談するメリットをまとめました。

メリット理由・状況効果
ルートの最適化壁内や機器配置を無理なく計画無駄のない効率的な配線
コストの抑制設計段階からあらかじめ組み込み後からの変更費を回避できる
美しい仕上がり壁紙を貼る前に配線を完了補修跡がなく見た目完璧

ハウスメーカーや工務店と打ち合わせをしている段階で、「HEMSを導入したい」と伝えておくと、電気工事の担当者が早めに関わってくれます。 分電盤の位置、HEMSコントローラーを置く場所、インターネットルーターとの距離など、細かな調整がスムーズに進みます。

「まだ間取りも決まっていないのに、HEMSのことまで考えるのは早すぎるかな?」と思われるかもしれませんが、実はこのタイミングが一番大切です。 壁ができてしまってからだと、配線を後から通すのは難しく、せっかくの新築なのに配線が表に出てしまうこともあります。

早めに相談しておけば、照明やコンセント、テレビのアンテナ配線などと一緒に計画できるので、家全体の電気設備がすっきりとまとまります。 新しい暮らしのスタートに、HEMSのある快適な住まいを実現するために、ぜひ早めの相談を心がけてください。

後付けHEMSの電気工事|今住んでいる家への「後付け」もプロの工夫でキレイに設置

「新築のときにHEMSを入れておけば良かったな」と思っている方も、安心してください。 今お住まいの家にも、HEMSは後から取り付けることができます。 配線が表に出てしまうのではと心配されるかもしれませんが、最近の施工技術では、かなり目立たないように仕上げることが可能です。

既築住宅への後付け工事では、こんな工夫がされています。

工夫・方法施工内容メリット
配線カバー
(モール)
壁色に合うカバーで配線を保護露出せず見た目スッキリ
既存穴の活用エアコン穴や電話配管を利用新たな穴あけ不要で建物に優しい
家具裏ルート棚やテレビ台の裏を通す生活空間で配線が見えない

配線カバー(モール)は、白やベージュ、木目調など、お部屋の雰囲気に合わせた色を選べるので、思ったよりも目立ちません。 壁の角や巾木(はばき、壁と床の境目にある板)に沿って取り付けることで、自然に溶け込みます。

また、無線通信を活用することで、配線そのものを減らすこともできます。 分電盤とHEMSコントローラーの間は無線でデータをやり取りし、コントローラーからルーターまでの距離だけ配線すれば良いタイプの機器もあります。 お家の分電盤の種類や設置状況によっては、工夫が必要な場合もありますが、そうした判断もプロがしっかり行います。

「今の家だから無理かな」とあきらめる必要はありません。 お家の状況に合わせて、できるだけ美しく、そして使いやすい設置方法を見つけることができます。

リフォームのついでにHEMSを導入すれば、費用も手間も抑えられる

壁紙の張り替えや、キッチン・お風呂のリフォーム、間取り変更などを予定している方にとって、HEMSの導入は絶好のチャンスです。 リフォーム工事で壁を開けるタイミングに合わせれば、配線を壁の中に通すことができ、新築のようにきれいな仕上がりになります。

リフォーム時にHEMSを導入するメリットをまとめました。

メリット理由・仕組み効果
配線の完全隠蔽壁を開ける工事と同時に通線配線露出ゼロで美しい仕上がり
費用の削減養生や出張費などを一本化別々に頼むよりトータルでお得
手間の短縮日程調整や片付けが1回で終了立ち会いの負担を最小限にする

たとえば、リビングの壁紙を張り替える際に、壁に小さな穴を開けて配線を通し、その穴を補修してから新しい壁紙を貼れば、見た目もすっきりします。 キッチンやお風呂のリフォームで壁を開ける場合も、そのタイミングで分電盤周りの配線工事を済ませることができます。

また、リフォームローンを活用する際に、HEMS導入費用も一緒に組み込むことで、資金計画が立てやすくなることもあります。 国の「子育てエコホーム支援事業」など、省エネリフォームに対する補助金制度では、蓄電池やエコキュートなどの「エコ住宅設備」を導入する場合に補助金が受け取れます。 HEMSと相性の良いこれらの設備とセットで導入することで、リフォーム全体の価値を高められます。

「リフォームを考えているけど、HEMSはまた今度でいいかな」と後回しにすると、後から配線工事だけをするのは手間も費用もかかります。 リフォームのタイミングは、HEMSを賢く、効率的に導入できる絶好の機会です。

見積もり前に確認!HEMS電気工事で失敗しない業者の選び方

HEMSの導入を決めたら、次に大切なのが「どこに工事を依頼するか」です。 インターネットで機器だけを買って、取り付けは別の業者に頼むこともできますが、実はここに落とし穴があります。

HEMSは、電気の知識だけでなく、インターネット通信の設定やスマートメーターとの連携など、複数の専門知識が必要な設備です。 機器を買ったものの、「つながらない」「設定が分からない」というトラブルも少なくありません。

また、価格の安さだけで業者を選んでしまうと、工事後のサポートが受けられなかったり、施工の品質に不安が残ったりすることもあります。 特に電気工事は、安全性に直結する大切な工事です。

ここからは、業者を選ぶときにどんな点を確認すればいいのか、どんな資格や技術力が必要なのか、そして工事が終わった後のサポート体制まで、安心して任せられる業者を見極めるポイントを、順番にご紹介していきます。 地域で長く信頼されている電気工事店を選ぶことが、結果的に一番の安心につながります。

ネットで買う前に相談!電気と通信の両方が分かるプロへ

「HEMSの機器、インターネットで買った方が安いかな?」と考える方もいらっしゃるかもしれません。 確かに、ネット通販では機器が安く手に入ることもありますが、実はそこに大きな落とし穴があります。

HEMSは、機器を買っただけでは使えません。 分電盤への取り付け、インターネットへの接続、スマートメーターとの連携設定など、複数の専門的な作業が必要です。

機器だけを先に買ってしまうと、こんなトラブルが起きることがあります。

注意点理由・状況リスク
施工の依頼持ち込み品は保証対象外多くの業者に断られる
機器の相性自宅の設備と合わない通信エラーでつながらない
設定・連携ネットやメーター連携は複雑専門知識がなく完了できない

電気工事店に相談してから機器を選べば、お家の電気設備やインターネット環境に合った機器を提案してもらえます。 また、取り付けから設定、動作確認まで、すべてを一貫して任せられるので、「買ったけど使えない」という心配がありません。

特にHEMSは、「電気の工事」と「通信の設定」の両方の知識が必要です。 電気工事の資格を持っているだけでなく、インターネットやWi-Fiの設定にも詳しい業者を選ぶことが大切です。

「この機器なら、うちでもちゃんと動きますか?」「設定まで全部お願いできますか?」と、事前に確認しておくと安心です。 機器選びから相談できる業者なら、あなたの暮らしに合った最適なHEMSを提案してくれます。

取り付け後の接続トラブルや設定も解決できるか確認

HEMSの工事で一番困るのが、「機器は取り付けたけど、スマホとつながらない」「インターネットの設定が分からない」といった、工事後のトラブルです。 分電盤への取り付けは電気工事士の資格があればできますが、通信の設定やトラブル対応まで対応できるかは、業者によって大きく違います。

工事後のサポートについて、確認しておきたいポイントをまとめました。

サポート項目作業内容お任せするメリット
ネット接続設定Wi-FiやLANの接続・ルーター設定専門知識が不要で確実に繋がる
アプリ初期設定アプリの導入と機器ペアリング面倒な登録なしですぐに使える
トラブル対応エラーや不具合時の相談窓口万が一の時も即座に解決

「機器を取り付けたら終わり」という業者ではなく、「ちゃんと動くところまで確認する」業者を選ぶことが大切です。 特に、インターネット環境は各ご家庭で違うため、現場で柔軟に対応できる技術力が求められます。

また、工事後に「やっぱりこの家電も操作できるようにしたい」「別の部屋のエアコンも追加したい」といった相談ができるかも重要です。 HEMSは、導入してから少しずつ使い方を広げていくものなので、長く付き合えるパートナーのような業者を選びましょう。

見積もりの段階で、「設定までやってもらえますか?」「何かあったときはすぐ来てもらえますか?」と確認しておくと、後々安心です。

価格だけで選ぶのは危険?資格を持った職人の技術力

見積もりを比較すると、業者によって価格に大きな差があることに気づくかもしれません。 「安い方がいいな」と思うのは自然なことですが、電気工事に関しては、価格だけで選ぶのはとても危険です。

電気工事は、国家資格である「電気工事士」の資格を持った人しか行えません。 資格のない人が工事をすると、法律違反になるだけでなく、漏電や火災といった重大な事故につながることもあります。

資格と技術力について、確認しておきたいポイントをまとめました。

チェック項目確認内容安心の理由
保有資格第二種電気工事士以上の国家資格法律に基づいた安全な工事
施工実績HEMSの導入経験や施工数が多い知識が豊富で対応がスムーズ
現地調査契約前に訪問し配線等をチェック見積もりが正確で追加請求なし

価格が極端に安い業者の中には、無資格の作業員に工事をさせたり、本来必要な絶縁抵抗測定などの検査を省いたりするケースもあります。 電気工事は見えない部分での作業が多いため、後から不具合が出ても、原因が分かりにくいことがあります。

また、施工後の保証がついているかも重要です。 万が一、工事後に不具合が起きたとき、無償で対応してくれるのか、どこまでが保証の範囲なのかを確認しておきましょう。

「安かろう悪かろう」では、結局高くつくこともあります。 適正な価格で、確かな技術と安心の保証がついている業者を選ぶことが、長い目で見れば一番賢い選択です。

▶︎参考【経済産業省】電気工事士法(昭和35年8月1日法律第139号)の逐条解説

工事して終わりじゃない、その後の不具合も頼れる地元の店

HEMSは、取り付けたら終わりではなく、そこから何年も使い続けていくものです。 使っているうちに、機器の調子がおかしくなったり、新しい家電を追加したくなったり、ソフトウェアの更新が必要になったりすることもあります。

そんなとき、すぐに相談できる業者が近くにいるかどうかは、とても大切です。

地域密着型の電気工事店を選ぶメリットをまとめました。

メリット理由依頼する効果
駆けつけの早さ移動時間が短くすぐ訪問可能トラブル時に即日対応も可能
長い付き合い地域に根差して継続営業10年後も気軽に相談できる
地域特性の理解気候や塩害などの風土を熟知環境に合わせた長持ちする施工

たとえば、台風の後に「HEMSの通信が途切れてしまった」というとき、遠方の業者では対応が後回しになってしまうこともあります。 でも、地元で顔の見える業者なら、優先的に駆けつけてくれることが多いものです。

また、「このエアコンもHEMSにつなぎたい」「蓄電池を追加したい」といった、後からの追加工事にも柔軟に対応してもらえます。 最初の工事内容を把握しているので、スムーズに相談が進みます。

創業から長く続いている会社は、それだけ地域の信頼を得てきた証拠でもあります。 「工事して終わり」ではなく、「困ったときにいつでも頼れる」パートナーのような存在を選ぶことが、安心して長くHEMSを使い続けるコツです。

HEMSと電気工事でつなぐ明るい未来と豊かな暮らし

ここまで、HEMSの便利さや工事の流れ、そして安心して任せられる業者の選び方についてお伝えしてきました。

HEMSは、ただ電気代を節約するための道具ではありません。 スマホひとつで、お家の電気が見えるようになり、外出先から快適な環境を整えられ、太陽光で作った電気を賢く使える。 そんな、毎日の暮らしがもっと便利に、もっと心地よくなる未来への入り口です。

帰宅前に、お部屋をちょうどいい温度にしておける安心感。 家族で「今月は上手に使えたね」と笑顔で話せる喜び。 離れて暮らすご家族の様子を、そっと見守れる優しさ。

HEMSがあることで、毎日の小さな「いいな」が積み重なって、あなたとご家族の暮らしをより豊かなものにしてくれます。

行橋市で52年、地域の電気を守り続けてきた株式会社林田電気工業は、HEMSの導入から設定、そしてその後のサポートまで、安心してお任せいただける技術と経験があります。 「うちの家でもできるかな?」「どれくらい費用がかかるの?」といった小さな疑問から、お気軽にご相談ください。

あなたの暮らしに、HEMSのある明るい未来を。 お話をしながら、一緒に進めていきましょう。

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