マンションに住んでいるけど、電気工事って普通の戸建て住宅と同じなの?
マンションの電気工事費用って戸建て住宅を同じなの?
工事をお願いしたい部分が共有部分か専有部分か不鮮明
マンションにお住まいの場合、戸建て住宅よりも電気工事に関して気をつけるポイントが多いです。
快適に安心に暮らすためには、電気の安全を保ち、必要な箇所にコンセントを準備するなどのリフォームや工事をしたくなる場合もありますよね。
この記事では、マンションでの電気工事を検討されている方に電気工事の流れとよくある電気工事箇所についてご案内します。
株式会社 林田電気工業
林田竜一
代表取締役
行橋市で電気工事会社を経営しています。お客様ひとりひとりに丁寧に対応し、電気でつなぐ明るい未来をスローガンに地域に貢献できるように努めています。
半世紀の歴史!
福岡県行橋市の電気会社
林田電気工業
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マンションの電気工事を検討するタイミングは大きく2つあります。
ライフスタイルの変化
家族が増えた時や、新しい家電設備を購入した時、電気の使用量が増えた時などで電気工事を検討される方が増える傾向があります。
昨今では、リモートワークで在宅時間が増えたことにより、ライフスタイルが変化。
コンセントが足りなくなった
アンペアが足りなくなった
パソコン作業周りの電気環境を整備したい
そんなニーズも高まっています。
ライフスタイルの変更をきっかけに電気工事を検討される方は多いです。
建物が経年劣化したと感じる時
経年劣化とは時間に比例して起こる劣化現象のこと。
外壁や内装と同じく、電気設備も経年劣化が生じます。
環境や使用頻度によっても変わりますが、一般的な新築マンションは15〜20年で経年劣化の調査を行った方が良いと言われています。
電気周りや配線に劣化が生じると、漏電の可能性が高まるからです。
漏電は火災に繋がる怖いものです。
安心して毎日の生活を送るために、経年劣化を感じたら電気工事業者に調査をお願いするとよいでしょう。
工事が必要かどうかの判断をしてもらいましょう。
マンションの電気工事でよくある電気工事の箇所として、次の5つがあります。
電気工事をする際にチェックした方が良い場所もあります。
ブレーカー
ブレーカーが頻繁に落ちるようになった。
電気工事のきっかけとして多い状況です。
ブレーカーが落ちる原因の一つとして考えられるのは、電気の容量オーバーです。
設定されている電気の容量を超えて使用していると、ブレーカーが安全のために落ちる仕組みになっているのです。
頻繁にブレーカーが落ちる場合は、アンペアの変更が必要です。
現在使用しているアンペアはブレーカーで確認することができます。
一般家庭では30A〜40Aのブレーカーが設置されている場合が多いです。
ブレーカーを確認して15A〜20Aだった場合は、変更をおすすめします。
使用電気量の多いIHクッキングヒーター、電気床暖房、エアコンなどを頻繁に使用される場合も、アンペアの変更を検討されて方が良いでしょう。
分電盤
分電盤は、電気を安全に使うように制御する役割を担っています。
電気の異常が発生した時には、異常箇所の回路を遮断する機能がついています。
分電盤は経年劣化すると、万が一の場合において正常に機能しない場合が生じるリスクが高まります。
電気業者に現地調査をお願いする際に、合わせて確認をしてもらうことがオススメです。
コンセント
快適で便利な生活をしていく上で欠かせない家電製品。
充電するためのコンセントが足りないという話もよく耳にします。
マンションの中にはコンセントが少なかったり、自分が使いたい場所にない!というケースもあり、使いづらいと感じる方もいらっしゃるようです。
マンションのリフォームをする際には、コンセントの位置をチェックして、適切な場所への設置を検討することをおススメします。
また、コンセントの増設だけでも電気工事は可能です。
LAN(インターネット回線)
LANとは「Local Area Network」という言葉を略したものです。
限られた敷地内において通信機器でデータの送受信を行うという意味です。
今や必須となったインターネット環境。
マンションの中には共有Wi-Fiが準備されている場合もあります。
しかし、在宅ワークの需要も高まる昨今、共有のWi-Fiは怖いなと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
マンション共有部まではLANが通っているという場合もあります。
ご自宅のインターネット環境を整備したいという場合も、マンションの環境によって変わってくる場合があります。
インターフォン
防犯に対する意識が高まっている昨今、増えている工事がインターフォンの交換です。
カメラ付きのインターフォンや最新機能を搭載したインターフォンを設置するご家庭が増えているからです。
特にマンションの場合はエントランスなどと連動しているタイプも多いため、電気工事業者による工事が必要となります。
マンションの電気工事を依頼する際は次の3つのポイントを押さえておくとより安心です。
費用
マンションの電気工事は一般的な戸建て住宅よりも、費用が嵩む傾向があります。
予算や見積の確認をしっかりと行うことが大切です。
納得した費用で依頼することが大切です。
工期
電気工事は規模や内容によって工期が変わります。
場合によっては2〜3日かかる場合もあります。
電気工事業者の出入りもあるため、工期をしっかりとマンション側に連絡する必要もあります。
工事を依頼する際には、後期を確認することが大切です。
完成イメージ
コンセント増設やLANの増設を検討してる方は、電気工事業者と完成イメージのすり合わせを行っておくと良いでしょう。
業者と依頼者でイメージが異なっていると、トラブルに繋がる恐れもあります。
完成イメージや、目的をしっかりと共有しておくことが大切です。
マンションの電気工事の場合は、戸建て住宅と勝手が違う部分があります。
- 依頼範囲が共有部分か専有部分によって工事の対処法が変わる
- 近隣だけでなく、マンションにお住まいの方々への配慮が必要になる
また、マンションには様々な規約が設けられている場合が多いです。
そのため、マンションの電気工事業者を探す際には、マンションの電気工事について施工経験がある業者に依頼することをおすすめします。
また、地元の業者なら、万が一のトラブルの際にも相談に乗ってもらいやすく、駆けつけてもらえやすいため、より安心です。
マンションの電気工事の流れ
依頼したいな
相談したいな
そんな電気業者が決まったら先ずは連絡をとってみましょう。
ここでは一般的な電気工事の、お問い合わせから施工の流れをご説明します。
STEP1:お問い合わせ
依頼・相談をご希望される場合は
- ホームページのお問い合わせフォーム
- 電話
- メール
で電気工事業者にコンタクトを取りましょう。
その際に、大まかな工事について検討している内容や、トラブル箇所について伝えるとスムーズです。
例えば「LAN構築の工事がしたい」「コンセントを増やしたい」「ブレーカーがよく落ちる」というような大まかな内容で大丈夫です。
また、合わせて「マンションの電気工事」であることも伝えると、よりスムーズに進みます。
STEP2:打ち合わせと現地調査
相談された内容を元に、打ち合わせや現地調査が進みます。
工事は実際に現状を確認し調査をする必要があるためです。
STEP3:見積・検討
現地調査の内容を踏まえて、工事の規模や種類が決まります。
工事内容に沿った見積が提出されますので、疑問点や不明点はしっかりと質問をされると良いでしょう。
また、アフターメンテナンスについても聞いておくとより安心です。
STEP4:電気工事施工
見積もりや工事内容に納得したら、実際の工事を行う打ち合わせが始まります。
マンション工事では、マンション住民の皆様にも可能な限りご迷惑がかからない工事の進め方が大切です。
STEP5:アフターフォロー
万が一「電気工事の後に動作がおかしくなった」などの不具合や、不安点があった場合は電気工事業者に連絡しましょう。
電気のトラブルは放っておくと大きなトラブルに結びつくことがあります。
そのため、早期対応が不可欠です。
いかがでしたか?
マンションの電気工事も戸建て住宅の電気工事も気になるポイントや、工事したくなるタイミングは似ています。
しかし、マンションは共有でたくさんの方が住んでいる建物。
工事に際しては配慮や注意が多く必要になります。
そのため、マンションの電気工事をお願いする業者を検討する際には、マンションでの電気工事の実績がある業者がおすすめです。
安心して快適に電気とつきあっていく参考になっていれば嬉しいです。
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