家族の安心を電気で守る|オール電化の電気工事で後悔しない住まいづくり

オール電化への切り替えを検討されている方にとって、最も気がかりなのは「どこに工事を依頼すれば安心できるのか」という点ではないでしょうか。

光熱費の削減や火を使わない安全な暮らしへの期待がある一方で、高額な設備投資だからこそ、手抜き工事やアフターフォローの不安は尽きません。

実は、オール電化の成功は「どの設備を選ぶか」以上に「誰が施工するか」で決まります。

なぜなら、IHクッキングヒーターやエコキュートといった最新機器は、正しい電気工事があって初めて、その性能と安全性を発揮できるからです。

配線の容量不足や接続不良といった目に見えない部分の問題は、数年後に突然トラブルとして表面化し、高額な修理費用や家族の安全を脅かすリスクにつながります。

この記事では、福岡県行橋市で52年にわたり地域の電気インフラを支えてきた林田電気工業の視点から、オール電化導入時に知っておくべき電気工事の本質と、信頼できる工事店を見極めるポイントを詳しく解説します。

あなたとご家族が、安心して快適な暮らしを手に入れるための道しるべとしてお役立てください。

この記事の監修者

株式会社 林田電気工業

林田竜一

代表取締役

1級電気工事施工管理技士

行橋市で電気工事会社を経営しています。お客様ひとりひとりに丁寧に対応し、電気でつなぐ明るい未来をスローガンに地域に貢献できるように努めています。

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火のない暮らしがもたらす新しい安心とオール電化の電気工事

オール電化の最大の魅力は、直接的な火を使わないことで得られる「家族の安心」とおっしゃる方が多いです。

お子様やご高齢のご家族がいるご家庭では、ガスコンロの火の扱いが常に気がかりだという方も多いのではないでしょうか?

IHクッキングヒーターなら、袖口への着火や消し忘れの心配から解放され、安心して調理に集中できるでしょう。

エコキュートも同様に、火を使わずお湯を沸かすため、給湯時の不安を感じずに済むという声も多く聞かれます。

ただし、こうした最新機器の安全性能を最大限に発揮させるには、住宅の電気配線そのものが適切に設計・施工されていることが大切です。

特に築年数が経過した住宅では、壁の中の配線が劣化している可能性も考えられます。

オール電化への切り替えは、住宅の電気インフラを根本から見直す良い機会といえるでしょう。

正しい電気工事によって、火のない安全で快適な暮らしと、目に見えない配線の安全性を同時に手に入れる一歩を踏み出すきっかけにしてみませんか?

▶︎参考【九州電力】オール電化

家事の不安を減らす安全な選択肢とは

火を使わないIHクッキングヒーターは、調理時の心理的負担を大きく軽減してくれるという声をよく耳にします。

特にお子様が料理のお手伝いをする場面や、ご高齢の方が日常的にキッチンに立つご家庭では、「火の消し忘れ」や「袖口への引火」といった不安が常につきまとうのではないでしょうか。

IHクッキングヒーターは、炎が目に見えないため一見不安に感じられるかもしれません。

しかし実際には、鍋を置いていない状態では加熱されない仕組みや、一定時間経過後の自動停止機能など、多重の安全装置が標準装備されています。

こうした技術が、「ついうっかり」を未然に防ぐ頼もしい味方となってくれるでしょう。

項目説明
IHの安全機能鍋がないと加熱しない、空焚き防止、自動停止機能を搭載
炎がない利点袖口への着火リスクがなく、換気扇への引火の心配も不要
お手入れの簡単さフラットな天板で拭き掃除だけで完結、五徳洗いから解放
高齢者にも安心火の消し忘れを技術でカバーし、自立した家事を支援

消防庁のデータによれば、最近、電気器具やコードが原因の火災が増えているという報告があります。

▶︎参考【消防庁】令和5年版 消防白書

ただし、最新のIHクッキングヒーターは日本電機工業会(JEMA)の安全基準に基づいた多重の安全装置を標準装備しています。

鍋の温度をセンサーが見守っていて、熱くなりすぎると自動で止まるため、天ぷら油などの発火も防げます。

これは全てのJIS規格適合IHヒーターに義務付けられている機能です。

炎が出ないので、服の袖に火がついたり、換気扇の油汚れに火が届いたりする心配がなくなります。

特にご高齢の方にとって、「火を消したかどうか」という不安から解放されることは、精神的な負担の軽減につながるでしょう。

また、IHクッキングヒーターのフラットな構造は日々のお手入れの手間を劇的に減らし、調理後は布巾でサッと拭くだけで清潔さを保てます。

「ついうっかり」を防ぐために、たくさんの安全を守る仕組みが最初から備わっているIHクッキングヒーターは、家族全員が抱える「見えない不安」を解消する有効な手段といえるのではないでしょうか。

▶︎参考【一般社団法人日本電機工業会】IHクッキングヒーターの知っておきたいこと

老朽化した配線が潜む目に見えない火災リスク

オール電化への切り替えを検討される際、多くの方がIHクッキングヒーターやエコキュートといった最新機器の性能に注目されます。

しかし、電気工事の専門家がより重要視するのは、実は**「壁の裏側の安全性」**なのです。

築年数が経過した住宅で、高出力を必要とする機器を導入する場合、古い配線がそのままでは新たな火災リスクを招く恐れがあります。

壁の中を通る電線の寿命は、だいたい20年から30年くらいが新しくする目安といわれています。

(参考:日本電線工業会「住宅用電気配線の更新のおすすめ」)

長年、壁の中で熱や湿気に晒され続けた電線のカバーが古くなってひび割れると、そこから電気が漏れたり、火花が散って火事の原因になったりします。

項目説明
VVFケーブルの寿命一般的に20〜30年程度。更新推奨時期に合わせた交換が必要
劣化の兆候絶縁体の硬化、ひび割れ、接続部の緩みなどの変質
潜むリスク漏電やトラッキング現象による発火、重大な火災事故の恐れ
オール電化の好機高出力機器の導入に合わせ、配線を根本から見直す絶好の機会

▶︎参考【総務省消防庁】消防白書

電線のカバーが古くなってひび割れると、そこから電気が漏れたり、火花が散って火事の原因になったりします。

高出力を必要とするオール電化機器の設置は、住宅の電気インフラを根本から見直す絶好の機会といえるでしょう。

特に建ててから20年以上経っているお家なら、オール電化にするタイミングで一度、電気の通り道を全部チェックしてもらうと安心です。

適切な点検と必要に応じた配線の引き直しを行うことで、目に見えない場所に潜むリスクを払拭できます。

新しい機器を安全に、長く使い続けるためには、それを支える「見えない土台」がしっかりしていることが何より大切なのではないでしょうか。

毎日をもっと豊かに変えるスマートな生活動線

オール電化がもたらすのは、安全性だけではありません。

家事の効率化によって創出される「時間のゆとり」こそが、生活の質を大きく向上させてくれます。

IHクッキングヒーターは、そのフラットな構造ゆえに、調理後の手入れが拭き掃除だけで完結します。

ガスコンロのような鍋を支える五徳(ゴトク)自体が存在しないため、五徳を外して洗うといった手間から解放されるのです。

また、最新のエコキュートは、スマートフォンのアプリケーションと連携し、外出先からのお湯沸かしや湯はりを可能にします。

一部の最新モデルでは、お風呂の自動洗浄機能も搭載されています。

寒い冬の日に帰宅してすぐ温かいお風呂に入れる、あるいは家事の合間に自動でお風呂の準備が整っている。

こうした小さな利便性の積み重ねが、家族と向き合う時間や自分自身を労わる時間を生み出してくれるのではないでしょうか。

項目説明
お手入れの簡単さIHはフラットで拭くだけ。面倒な五徳洗いの手間を解消
スマート機能スマホアプリ連携により、外出先からお湯の操作が可能
時間のゆとり自動洗浄や自動湯はり機能で、日々の家事負担を大幅軽減
家族との時間家事で生まれた余裕を、大切な人と過ごす豊かな時間へ

▶︎参考【一般社団法人 日本電機工業会】IHクッキングヒーターなんでもQ&A

IHクッキングヒーターのフラットな天板は、調理後に布巾でサッと拭くだけで清潔さを保てます。

ガスコンロのように五徳を外して洗う必要がないため、毎日の小さな負担が確実に減っていきます。

最新のエコキュートには、スマートフォンと連携する機能が搭載されており、帰宅前にお風呂を沸かしたり、お湯の残量を確認したりすることができます。

メーカーによっては専用の無線LANアダプターが必要な場合もありますが、一度設定すれば外出先からでも操作可能です。

寒い冬の日、帰宅してすぐに温かいお風呂に入れるという安心感は、想像以上に心を豊かにしてくれるでしょう。

また、一部の最新モデルでは自動洗浄機能や湯はり機能によって、家事の合間にお風呂の準備が整っているという体験ができます。

こうした小さな便利さの積み重ねが、家族と向き合う時間や、自分自身を労わる時間につながります。

確かな電気工事によって支えられたスマートな設備は、住まいを単なる生活の場から、心を豊かにする空間へとアップデートしてくれるのではないでしょうか。

安心して長く使うために知っておきたいオール電化の仕組みと電気工事

オール電化への転換を成功させるためには、その技術的な仕組みと、それを支える電気工事の内容を正しく理解しておくことが大切です。

「ただ機器を置くだけ」という誤解が、導入後のトラブルにつながるケースも少なくありません。

IHクッキングヒーターやエコキュートといった高出力の機器を安心して長く使い続けるには、住まい全体の電気容量が十分かを確認する必要があります。

一般的なガス併用住宅では30Aから40A程度の契約が主流ですが、オール電化の場合は60A以上、場合によっては10kVA(キロボルトアンペア)といった大きな契約が必要になることもあります。

また、IHやエコキュートは通常200V(ボルト)という高い電圧を使用するため、分電盤から設置場所まで専用の配線を新たに敷設する工事が不可欠です。

さらに、エコキュートの貯湯タンクは満水時には数百キログラムにもなるため、しっかりとしたコンクリート基礎が必要になります。

こうした「目に見えない部分の工事」を丁寧に行うことで、設備を安全に、そして末永く使い続けることができるのです。

正しい知識を持つことが、安心できる住まいづくりの第一歩といえるでしょう。

IHやエコキュートを支える住まいの電気容量

住宅で消費できる電力の総量は、契約アンペア数や主幹ブレーカーの容量によって制限されています。

一般的なガス併用住宅では、30Aから40A程度の契約が主流ですが、オール電化を導入する場合、これでは明らかに不足してしまいます。

IHクッキングヒーターは最大で約5,800W(5.8キロワット)、エコキュートもヒートポンプの稼働時に一定の電力を消費するため、住まい全体の契約容量を60A、あるいはそれ以上の環境(10kVA等)に引き上げる必要があります。

ただし、単に契約プランを変えるだけでは不十分な場合もあります。

電柱から家の中まで電力を引き込む「幹線」と呼ばれる電線が、増大する負荷に耐えられる太さであるかを確認しなければなりません。

細すぎる幹線に無理やり大きな電流を流すと、電線自体が熱を持ち、火災の原因となる可能性があるのです。

項目説明
ガス併用住宅の契約一般的に30A〜40A程度が主流。
電子レンジとエアコンの同時使用で限界に近い状態
オール電化に必要な容量60A以上、または10kVA程度が目安。
基本料金プランの見直しも必須
IHの最大消費電力最大約5,800W(5.8kW)
高出力のため専用回路の増設が必要
幹線の確認電柱からの引き込み線が負荷に耐えうる太さか、事前の専門家点検が不可欠

プロの電気工事士は、住宅全体の同時使用負荷を計算し、幹線が基準を満たしているか、必要であれば張り替えが必要かを判断します。

これが、安全なオール電化生活を支える第一歩となります。

細すぎる幹線に無理に大きな電流を流すと、電線自体が発熱し、火災リスクが高まります。

また、契約容量を引き上げる際には、分電盤(ブレーカー)の交換が必要になるケースもあります。

古い分電盤のままでは、新しい契約容量に対応できないためです。

こうした判断は、専門的な知識と経験を持つ電気工事士だからこそ、正確に行うことができます。

目に見えない部分の安全性を確保することで、IHやエコキュートといった最新機器を、家族みんなが安心して使い続けられる環境が整うのです。

適切な電気容量の確保は、快適なオール電化生活の土台といえるでしょう。

【補足】分電盤が担う安全のガードマン役

家庭内の電気の要所となる「分電盤」は、例えるなら「住まいの電気を守るガードマン」です。

外部から送られてくる大きなエネルギーを、キッチン、リビング、お風呂といった各部屋の回路に適切に分配し、万が一の過電流や漏電が発生した際には、瞬時に回路を遮断して火災や感電事故を防ぎます。

項目目安・機能役割・メリット
分電盤の役割各部屋へ分配異常検知時に電気を自動遮断し、建物全体を保護
設計寿命約20年内部劣化によるトラブルを防ぐための更新推奨時期
ブレーカー寿命10年〜15年経年劣化による作動不良や発火リスクの回避
最新機能感震ブレーカー地震時の通電火災(停電復旧後の出火)を防止

分電盤自体の設計寿命は約20年、内部のブレーカー(遮断器)は10年から15年が交換の目安とされています。

長年使用していると、接続部が緩んだり、内部の接点が酸化したりして、正常に動作しなくなる恐れがあります。

オール電化導入時に、この「心臓部」である分電盤を最新のものに更新することは、住まい全体の安全レベルを引き上げる上で非常に合理的な選択です。

最新の分電盤には、地震の揺れを感知して自動で遮断する「感震ブレーカー」機能を追加できるものもあり、二次災害の防止にも貢献します。

大きな地震の際、電気が復旧したタイミングで倒れた家具や散乱した物が原因で火災が発生する「通電火災」を防ぐ効果が期待できます。

また、分電盤を更新することで、各回路の負荷状況を把握しやすくなり、将来的な増設やリフォームの際にも安心です。

古い分電盤のままでは、オール電化に必要な大容量の電流に対応できず、頻繁にブレーカーが落ちるといったトラブルにもつながりかねません。

目に見えない場所で、家族の安全を24時間365日守り続ける分電盤。

その役割を理解し、適切なタイミングで更新することが、安心して長く暮らせる住まいづくりにつながるのです。

▶︎参考【一般社団法人日本電機工業会】住宅用分電盤の更新について

光熱費の管理を楽にする家計のアップデート

家計管理の観点からも、オール電化はスマートなライフスタイルを実現してくれます。

ガスと電気の基本料金が一本化されることで、毎月の固定費の把握が容易になり、家計の透明性が高まります。

これまでガス代と電気代を別々に確認していた手間から解放され、シンプルな家計管理が可能になるのです。

また、多くの電力会社が提供する「時間帯別電灯プラン」を活用することで、電気料金の安い夜間にエコキュートで湯を沸かすなど、生活リズムを少し工夫するだけで光熱費を効率的に削減できます。

近年は昼間の太陽光で沸かす「おひさまエコキュート」といった新しいプランも登場しています。

さらに、近年では北九州市や行橋市を含む自治体が、太陽光発電設備や蓄電池、高効率給湯器(エコキュート等)の導入に対して、様々な補助金制度を設けています。

こうした制度を賢く利用し、最新の省エネ設備を導入することは、物価高騰が続く現代において、家計を長期的に守るための有力な防衛策となるでしょう。

項目内容・仕組みメリット
基本料金ガス・電気を一本化毎月の固定費を削減し、家計管理をシンプルに改善
電気料金プラン夜間の割安な電力を活用安価な電気でお湯を沸かし、日々の光熱費を大幅削減
導入コスト国・自治体の補助金制度制度の活用により、最新設備の初期費用を大幅に軽減
将来の備え高効率な省エネ設備の導入エネルギー効率を高め、将来的な光熱費負担を抑制

例えば、北九州市では断熱改修とセットでエコキュート等を導入する際に補助が出る場合があります。

また、令和7年度(2026年)の国の制度では、エコキュート導入で最大12万〜14万円程度の補助となる見込みです。

▶︎参考【資源エネルギー庁】給湯省エネ2026事業

こうした制度は年度ごとに変わることもあるため、導入を検討される際には、地域の電気工事店や自治体の窓口に確認されることをお勧めします。

時間帯別プランでは、電気料金が安くなる深夜にエコキュートで翌日分のお湯をまとめて沸かすことで、日中の高い電気を使わずに済みます。

ちょっとした工夫で、家計に優しく、かつ環境にも配慮した暮らしを実現できるのです。

光熱費の管理がシンプルになり、補助金制度も活用できるオール電化は、賢い家計運営の強い味方といえるでしょう。

▶︎参考【北九州市】住宅の脱炭素化を推進します!

住まいの寿命を左右するオール電化と電気工事の確かな品質

電気工事の品質は、施工直後の見た目では判断がつきにくいものです。

しかし、5年、10年という月日が経過したとき、その差は「安全性」と「設備の寿命」という形で残酷なまでに現れます。

工事費用を抑えたいという気持ちは誰もが持つものですが、極端に低価格な業者を選ぶことには慎重であるべきでしょう。

電気工事における「手抜き」や「知識不足」は、文字通り火災に直結する可能性があります。

例えば、電線の接続部分において、ネジの締め付けが不十分であったり、適切でない器具を使用したりすると、そこには「接触抵抗」が生じます。

この局所的な発熱が長年続くことで、周囲の絶縁体が炭化し、ある日突然発火する「トラッキング現象」を引き起こすのです。

誠実な電気工事店は、こうしたリスクを徹底的に排除するため、規定のトルクでの締め付けや、専用の圧着工具を用いた確実な施工を徹底します。

せっかく高価なIHクッキングヒーターやエコキュートを購入しても、ずさんな工事によってその寿命が縮まってしまうことは、最大の損失です。

初期の工事費を数万円惜しむことが、将来的に数十万円の機器修理・買い替え費用を招くリスクを孕んでいることを忘れてはなりません。

安さ優先の施工が招く接続不良や漏電の影

工事の見積もりを比較する際、どうしても総額の安さに目が行きがちです。

しかし、真に考慮すべきは「トータルコスト」ではないでしょうか。

初期費用が安くても、使用されている部材が安価で劣化が早かったり、アフターメンテナンスが有料であったりすれば、長期的な負担は増大します。

特に電気設備は、設置してから10年、15年と使い続けるものです。

電気工事における「手抜き」や「知識不足」は、文字通り火災に直結します。

例えば、電線の接続部分において、ネジの締め付けが不十分であったり、適切でない器具を使用したりすると、そこには「接触抵抗」が生じます。

電流が流れる際、抵抗が増大すれば発熱も激しくなります。

この局所的な発熱が長年続くことで、周囲の絶縁体が炭化し、ある日突然発火する現象を引き起こすのです。

項目原因・現象影響・対策
接続不良ネジの締め付け不足や不適合な器具の使用接合部での接触抵抗が発生し、通電不良の原因に
発熱の仕組み抵抗値の増大オームの法則に従い、抵抗が大きいほど異常発熱が加速
炭化と発火局所的な熱の蓄積(ジュール熱)絶縁体が焼けて炭化し、最終的にショートして出火
適正施工の基準規定トルク管理・専用工具の使用目視できない接続部を技術と道具で確実に保護

消防庁も、ネジの緩みは過熱の最も一般的な原因の一つとして注意喚起しています。

誠実な電気工事店は、こうしたリスクを徹底的に排除するため、規定のトルクでの締め付けや、専用の圧着工具を用いた確実な施工を徹底します。

完成後には見えなくなる部分だからこそ、プロの技術者は手を抜きません。

また、安価な工事では、アース(接地)工事が不十分なケースも見受けられます。

アースは万が一の漏電時に電気を地面に逃がす役割を担いますが、これが不十分だと、機器が壊れるだけでなく、人間が触れた際に感電する危険があります。

さらに、雷などのサージ電圧から精密な電子機器を守る役割も果たせなくなります。

住宅用200V機器(IHやエコキュート)には接地工事が義務付けられており、これは命を守るための重要な設備です。

10年後も安心して使い続けられる設備を手に入れるには、適切な部材と工法を提案してくれる業者を選ぶことが何より大切といえるでしょう。

▶︎参考【総務省消防庁】住宅における電気火災の原因と予防対策

手抜き工事が引き起こす深刻な機器トラブル

せっかく高価なIHクッキングヒーターやエコキュートを購入しても、ずさんな工事によってその寿命が縮まってしまうことは、消費者にとって最大の損失です。

不適切な配線ルート選定による電圧降下は、機器の基板に過度な負荷をかけ、エラーの頻発や早期故障の原因となります。

項目原因・仕組み影響・対策
電圧降下配線が細すぎる、または距離が長すぎる供給電圧の低下を招き、機器への過負荷や作動不安定を誘発
基板への影響不安定な供給電圧の継続精密回路に負担がかかり、エラー頻発や電子部品の寿命短縮を招く
アース不備漏電時の逃げ道(接地)がない状態人体への感電事故や、機器自体の致命的な破損リスクを増大
サージ対策雷などによる一時的な異常高電圧保護素子の欠如は精密基板を一瞬で破壊。避雷器等の設置が有効

不適切な配線工事の典型例として、「配線ルートの選定ミス」があります。

分電盤から設置場所まで、必要以上に長い配線を引き回したり、細すぎる電線を使用したりすると、「電圧降下」が発生します。

IHクッキングヒーターやエコキュートは定格電圧(200V)での動作を前提に設計されているため、電圧が低下すると基板に想定外の負荷がかかり、エラー表示が頻繁に出たり、数年で故障したりすることもあります。

また、アース工事の不備も深刻です。

最新機器には高度な制御基板が搭載されており、雷などのサージ電圧(瞬間的な過電圧)から守る対策が不十分だと、一瞬の落雷で基板が焼損することもあります。

修理には数万円から十数万円の費用がかかり、保証期間外であれば全額自己負担です。

確かな技術を持つ電気工事店は、配線の太さ、ルート、接続方法のすべてにおいて、メーカーの施工基準を厳守します。

それが、高価な設備を長く安心して使い続けるための大切な基盤といえるでしょう。

建物の構造に合わせたオーダーメイドの配線設計

日本の住宅は、伝統的な木造から鉄筋コンクリート造、軽量鉄骨造まで多種多様です。

また、同じ木造であっても築年数やリフォーム歴によって、壁の中の構造は一軒一軒異なります。

オール電化の電気工事において、真に価値があるのは「その家にとって最適なルートを見極める技術」です。

既製品をただ配置するだけなら、誰にでもできるかもしれません。

しかし、構造材を傷めず、かつ将来的な点検がしやすい場所に配線を通す、断熱材の性能を損なわないように隙間を処理する、といった判断には高度な経験値が要求されます。

例えば、木造住宅では柱や筋交いといった構造材に穴を開けることは避けなければなりません。

鉄筋コンクリート造では、配管を通すためのスリーブ(穴)の位置が構造計算に影響を与える場合もあります。

一軒一軒の個性に合わせたオーダーメイドの配線設計こそが、住まいの耐久性を維持し、価値を守ることにつながるのです。

項目課題・状況施工のポイント
住宅構造の多様性木造・鉄骨・RC造など物件ごとの特性差各建物の構造図を把握し、強度に影響しない最適なルートを設計
構造材への配慮柱や筋交いなど、耐震性に直結する重要部材躯体を傷めない貫通箇所の選定と、確実な固定技術の徹底
断熱性能の維持断熱材の欠損による結露や冷気侵入リスク気密テープや専用部材を用い、配線貫通部の隙間を確実に処理
将来の点検性壁内・天井裏に隠蔽される配線の劣化状況点検口付近への配置や配線の色分けなど、維持管理を見据えた計画

プロの電気工事士は、施工前に必ず住宅の図面を確認し、構造材の位置や断熱材の配置を把握します。

木造住宅であれば、柱や筋交いを避けて配線ルートを設計し、壁内部の空洞を活用して配線を通します。

鉄筋コンクリート造の場合は、既存のスリーブ(配管用の穴)を利用するか、新たに開口する場合は構造上問題のない位置を慎重に選定します。

また、断熱材を一度取り外して配線を通した後は、隙間なく元に戻すことで、住宅の断熱性能を損なわないように配慮します。

配線貫通部の隙間は内部結露の原因にもなるため、近年の高断熱住宅(ZEH等)では特に重要視されるポイントです。

こうした「見えなくなる部分への丁寧な仕事」は、完成後には確認できません。

だからこそ、信頼できる技術者に任せることが重要なのです。

一軒一軒に合わせたオーダーメイドの配線設計は、住まいの価値を長く守り、快適な暮らしを支える基盤となります。

▶︎参考【資源エネルギー庁】省エネ住宅

国家資格者が責任を持つ「見えない場所」の丁寧な仕事

電気工事は法律(電気工事士法)により、特定の作業には資格が必要であると定められています。

第一種・第二種電気工事士といった国家資格を持つプロフェッショナルは、単に「電気が点けば良い」と考えているわけではありません。

法に基づいた安全基準を遵守し、壁の中や天井裏といった「完成後は誰にも見られない場所」にこそ、その技術と誇りを注ぎ込みます。

無資格者や、登録を受けていない業者による施工は、法律違反であるだけでなく、罰則の対象ともなります。

プロの仕事は、施工後の「絶縁抵抗測定」や「接地抵抗測定」といった試験によって、数値でその安全性を証明します。

こうしたプロセスを経て引き渡される安心感こそが、オール電化という大きな投資に対する最大の付加価値なのです。

項目法令・基準安全への効果
国家資格の必要性電気工事士法による規定高度な専門知識を持つ有資格者が、安全かつ確実な作業を担保
安全基準の遵守内線規程・法令に基づく施工指針に沿った正確な工事により、漏電や火災のリスクを根本から排除
施工後の測定試験絶縁・接地抵抗等の数値確認施工品質を客観的な数値で証明し、目に見えない不備を未然に防止
無資格施工の回避法律違反(罰則)の対象法的責任や火災保険の不適用リスクを避け、住まいの資産価値を保護

電気工事士法では、無資格者による電気工事は3ヶ月以下の懲役または3万円以下の罰金、無登録での電気工事業営業は1年以下の懲役または10万円以下の罰金が科される可能性があります。

これは、電気工事の不備が人命に直結するためです。

プロの電気工事士は、施工完了後に必ず絶縁抵抗測定と接地抵抗測定を実施します。

絶縁抵抗測定は、配線の絶縁状態が適切か(漏電の危険がないか)を確認する試験です。

接地抵抗測定は、アース(接地)が正しく機能しているかを数値で確認します。

これらの測定結果を記録し、お客様に提出することで、目に見えない部分の安全性を客観的に証明します。

壁の中や天井裏で黙々と行われる丁寧な仕事が、家族の安全を24時間365日守り続けているのです。

国家資格を持つプロフェッショナルに任せることが、安心して長く暮らせる住まいづくりの基本といえるでしょう。

▶︎参考【経済産業省】電気工事の安全

失敗を防ぐオール電化の電気工事と依頼先を見極める3つの基準

信頼できる電気工事店を選ぶことは、家族の安全を託すパートナーを選ぶことと同じだという声をよく耳にします。

オール電化への切り替えは、多くの方にとって人生で何度も経験するものではありません。

だからこそ、価格以外の部分で、どのような視点を持って業者を評価すべきかを知っておくことが大切です。

工事の見積もりを比較する際、どうしても総額の安さに目が行きがちですが、真に考慮すべきは「トータルコスト」ではないでしょうか。

初期費用が安くても、使用されている部材が安価で劣化が早かったり、アフターメンテナンスが有料であったりすれば、長期的な負担は増大します。

また、地域の気候や風土を理解している業者は、その土地ならではのリスクに対しても、先回りした提案が可能です。

例えば、沿岸部であれば塩害対策、寒冷地であれば凍結防止対策といった、地域特有の配慮ができるかどうかも重要な判断材料となります。

さらに、万が一のトラブル時に、すぐに駆けつけてくれる距離感も見逃せません。

電気は現代生活において一刻も欠かすことのできないライフラインです。

顔の見える関係性が築けている地元の電気工事店であれば、安心して長くお付き合いできるでしょう。

目先の価格よりも10年後の安全を優先する視点

工事の見積もりを比較する際、どうしても総額の安さに目が行きがちです。

しかし、初期費用が安くても、使用されている部材が安価で劣化が早かったり、アフターメンテナンスが有料であったりすれば、長期的な負担は増大します。

電気設備は設置してから10年、15年と使い続けるものです。

その間、一度もトラブルが起きないような丁寧な施工と、万が一の際にも迅速にサポートしてくれる体制が整っているかどうかが重要です。

10年後の安全を逆算し、適切な部材と工法を提案してくれる業者こそが、真に誠実なパートナーといえるでしょう。

項目検討すべき内容将来への影響
初期費用の落とし穴安価・低品質な部材の使用早期劣化による再工事や修理費の増大を招き、結果的に割高に
アフターサービス定期点検や緊急時の対応体制施工後の不具合にも迅速に対処。住まいの資産価値と安全を維持
10年後の視点見えない箇所の丁寧な施工品質経年による接触不良や漏電リスクを抑え、長期的な安心を実現
トータルコスト導入費と維持費の合算評価「安かろう悪かろう」を排除し、生涯的な住居維持費を最適化

例えば、同じエコキュートの設置工事でも、使用する配線の太さ、接続部品の品質、基礎工事の丁寧さによって、耐久性は大きく変わります。

安価な工事では、規格ギリギリの細い配線を使用したり、基礎のコンクリート量を減らしたりすることで、コストを削減している場合があります。

しかし、こうした「見えない部分の節約」が、数年後の故障や修理費用として跳ね返ってくる恐れがあるのです。

誠実な電気工事店は、見積もりの段階で使用する部材の仕様や、アフターサービスの内容を明確に説明してくれます。

また、定期点検の有無や、緊急時の対応体制についても確認しておくと安心です。

誠実な業者を選ぶことで、家族が安心して暮らせる住まいの基盤を手に入れることができます。

地域の気候や暮らしを熟知した相談相手の有無

住宅設備は、その土地の環境に大きく影響を受けます。

例えば、北九州市のような沿岸部を含む地域であれば**「塩害」への対策**が欠かせません。

屋外に設置するエコキュートの室外機や配管カバーは、耐塩害仕様のものを選定したり、防食処理を施したりする必要があります。

また、地域の気温差や湿度の傾向を把握している業者は、冬場の配管凍結防止対策や、湿気による漏電リスクに対しても、先回りした提案が可能です。

地元の風土を理解し、その土地で長年商いをしてきた業者は、過去の膨大な施工データから「この地域で起こりやすいトラブル」を熟知しています。

項目地域別の対策・仕組みメリット・効果
塩害対策耐塩害仕様機器の選定・防食処理沿岸部特有の腐食や早期故障を防ぎ、機器の耐用年数を確保
気候への配慮凍結防止処置や防湿対策の徹底冬場の凍結トラブルや、湿気による漏電リスクを未然に防止
地域データの蓄積過去の施工事例に基づくリスク予測周辺環境に起因する不具合を予見し、最適な施工プランを提案
地元密着の対応力地域特性に即した細やかな設計全国一律の基準では届かない、現場状況を熟知した納得の仕上がり

例えば、福岡県の沿岸部では、海からの潮風により金属部品が錆びやすい環境にあります。

エコキュートの室外機や配管の接続部分に適切な防食処理を施さないと、数年で腐食が進み、水漏れや故障の原因となります。

また、行橋市や北九州市の冬場は、内陸部ほど冷え込みは厳しくありませんが、それでも配管内の水が凍結する可能性はゼロではありません。

地域の気象データを把握している業者であれば、凍結防止ヒーターの設置が必要かどうかを的確に判断できます。

全国展開する大手チェーンでは、画一的なマニュアルに沿った施工になりがちですが、地域密着型の業者は、その土地ならではの課題を肌で理解しています。

「この地域の風の通り方」「夏場の湿気の溜まり方」といった、マニュアルには載らない知識が、施工の質を左右します。

地域を知り尽くした業者に相談することで、住まいに最適な提案を受けられるでしょう。

トラブル時にすぐ駆けつけてくれる距離感の重要性

電気は、現代生活において一刻も欠かすことのできないライフラインです。

もし真冬にエコキュートが故障してお湯が出なくなったら、あるいは分電盤の不具合で電気が止まってしまったら、その不便さと不安は計り知れません。

そのような緊急時に、「電話一本ですぐに駆けつけてくれる」という物理的な距離の近さは、何物にも代えがたい安心感を与えてくれます。

顔の見える関係性が築けている地元の電気工事店であれば、顧客の家の状況を把握しているため、電話口での適切な応急処置の指示や、迅速な部品の手配が可能です。

ライフラインを任せる相手には、技術力と同じくらい「誠実なフットワーク」が求められます。

項目具体的な体制読者のメリット
緊急時の対応力エリアを絞った即日・迅速な駆けつけ真冬の給湯器故障など、生活への大ダメージを最小限に抑制
顔の見える関係物件の配線・設備状況をカルテ化して把握一からの説明が不要。状況に応じた的確な指示と迅速な判断
部品の手配地元卸業者との強固なネットワーク品薄な部材も優先的に確保。修理までの待機時間を大幅に短縮
長期的な信頼施工後の定期点検と継続的な窓口「住まいのかかりつけ医」として、将来的な不安を解消し維持

全国展開する大手業者の場合、コールセンター経由での対応となり、実際に現場に来るまでに時間がかかることも少なくありません。

また、担当者が毎回変わるため、過去の施工履歴や住宅の特性を一から説明し直す手間が生じます。

一方、地元密着の電気工事店であれば、施工時の図面や配線ルートを記録しており、トラブルの原因を迅速に特定できます。

「あのお宅は築何年で、この部分の配線は前回点検したときに少し劣化が見られた」といった情報を把握しているため、無駄のない対応が可能です。

また、地域内に拠点があることで、地元の卸業者とのネットワークを活かし、汎用部品であれば当日中に調達できるケースも多いでしょう。

夜間や休日でも、緊急性が高ければ柔軟に対応してくれる業者も少なくありません。

住まいのライフラインを守るパートナーとして、いつでも頼れる存在がすぐそばにいることは、日々の暮らしに大きな安心をもたらします。

▶︎参考【国民生活センター】『 点検・修理 』 内のFAQ

電気でつなぐ明るい未来。オール電化で叶える心地よい暮らしの形

ここまで、オール電化の電気工事について、仕組みから業者選びのポイントまでお伝えしてきました。

改めて、大切なポイントを振り返ってみましょう。

オール電化は、火を使わない安心感と、光熱費管理のシンプルさをもたらしてくれます。

IHクッキングヒーターやエコキュートといった最新機器は、日々の暮らしを快適にしてくれる頼もしい存在です。

ただし、その安全性と快適さを支えているのは、壁の中や天井裏で行われる「見えない電気工事」です。

配線の太さ、接続の丁寧さ、基礎工事の確実さ。

こうした目に見えない部分にこそ、プロの技術と誠実さが現れます。

業者を選ぶ際には、価格だけでなく、地域の気候を理解しているか、何かあったときにすぐ来てくれるか、といった視点も大切にしてみてください。

オール電化への切り替えは、ご家族の暮らしを守る大きな決断です。

だからこそ、焦らず、納得のいくまで相談できる相手を見つけていただければと思います。

もし、行橋市や北九州市近郊で信頼できる電気工事店をお探しでしたら、私たち林田電気工業にもお気軽にお声がけください。

創業52年以上の経験と、地域を知り尽くした技術で、あなたのご家族の安心をお手伝いいたします。

ご相談・お見積もりは無料です。

まずは、お話を聞かせていただけたら嬉しいです。

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