電気スイッチ交換工事は無資格で大丈夫?スイッチのカバー交換はOK!

毎日、何気なく使っているスイッチ。

突然使えなくなって焦ったことはありませんか?

停電かな?

ブレーカーが落ちたのかな?

もしかしたら電気器具が故障したのかも?

そんな時に「スイッチを交換したら直るのかも!」と思ったことがある人もいるかもしれません。

また、昨今人気のDIY。

スイッチを雰囲気に合わせて変えたいな。

そんなことを思ってスイッチのカバー交換を計画したことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。

作業の前にちょっと待って!

電気工事には国家資格が必要です。

スイッチ交換作業の中には、自分で行うと違法行為に抵触するものもあります。

これは電気工事は簡単に見えても大きな危険が伴うために制定されている決まりごとです。

では、どの範囲までだったら無資格で作業を行っても良いのでしょうか?

無資格で作業を行った場合はどのような危険や処罰があるのでしょうか?

この記事では、電気スイッチ交換についてわかりやすくお伝えします。

この記事の監修者

株式会社 林田電気工業

林田竜一

代表取締役

1級電気工事施工管理技士

行橋市で電気工事会社を経営しています。お客様ひとりひとりに丁寧に対応し、電気でつなぐ明るい未来をスローガンに地域に貢献できるように努めています。

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交換を考える前に知っておきたい電気スイッチの種類

電気スイッチにも様々な種類があります。

ネットショップやホームセンターなどで購入できます。

スイッチは形状がそれぞれ違うだけではありません。

機能も価格も様々です。

電気機器の性能や、用途に合わせて適切なスイッチを選びましょう。

パナソニックスイッチコンセントカタログ

片切りスイッチ

一般的にスイッチと聞くと思い出すことが多いスイッチの種類です。

日本では一番使われているスイッチと言われています。

1箇所で照明器具や電気機器などの負荷の「入」「切」を切り替えるスイッチです。

両切スイッチ

オフにすると電流が完全に遮断されるタイプのスイッチです。

安全性が高いというメリットがあります。

配線が複雑で、構成する部品も高価なので一般家庭の照明にはほとんど使われることはありません。

安全性が求められる、配線用ブレーカー・エアコン・IH調理機器などに使われています。

ほたるスイッチ

電源が「切」の状態の時に、スイッチ自身に付いているランプが点灯するタイプのスイッチです。

暗闇の中でもランプが光って見えます。

そのため、スイッチの位置が暗闇の中でわかりやすいという特徴があります。

トイレ・玄関先・階段・洗面所等に設置されることが多いスイッチです。

パイロットスイッチ

ほたるスイッチとは反対に、電源が「入」の状態の時にランプが点灯するスイッチです。

電気が付いていることがスイッチを確認するとわかりやすいという特徴があります。

そのため、電気の消し忘れ防止に効果があります。

洗面台や換気扇などの、通電しているのかわかりにくい箇所に使われます。

パイロット・ほたるスイッチ

パイロットスイッチとほたるスイッチの両方の機能を持ったスイッチです。

「入」「切」でランプの光る色が異なります。

消し忘れ防止に繋がります。

ランプの光で点灯しているのかどうかわかりやすいため、1カ所でたくさんの照明の管理に役立ちます。

人感センサー付きスイッチ

人が通るとセンサーが反応してくれます。

スイッチを手でオンオフを切り替えなくても、電気を入り切りしてくれるタイプのスイッチです。

人の気配を察知すると自動で点灯し、時間とともに消灯します。

そのため、トイレなど、消し忘れの多い場所に向いています。

また、廊下や玄関など、荷物を持っていてスイッチを押せない状況が生じる場所にもオススメです。

換気扇タイマー付きスイッチ

換気扇と照明のスイッチが一つになったタイプです。

  • 換気扇を自動で切ることができるもの
  • 換気扇のフィルター掃除のタイミングをおしえてくれるもの

様々な機能が備わっているものがあります。

トイレや浴室に使われることが多いタイプのスイッチです。

環境や使用したい用途に合わせて選びましょう。

調光器付きスイッチ

明るさを調節できる機能がついているスイッチです。

部屋の明るさを調整することができるため、寝室等に設置されていることが多いスイッチです。

ただし、照明に調光機能が点いている照明機器でないと、調光することができません。

調光付きスイッチを検討する際は、照明機器も「調光機能」がついているのかどうかを確認・検討する必要があります。

家のスイッチがどのタイプであるのかは、判断が難しい場合も多いです。

自信がない場合は部品の用意も業者に相談されると良いでしょう。

せっかく購入、取り寄せても使いたい場所のスイッチに合わないとなると悲しいですよね。

どうしても使いたいデザインのスイッチがある場合は、使えるかどうかを先ずは業者に相談してみてください。

電気工事業者はノウハウや知識が豊富です。

相談に応じて環境にあったスイッチの提案をしてくれます。

こんな現象には要注意!スイッチを電気業者に点検してもらいましょう

スイッチ交換をするのは、模様替えのタイミングだけではありません。

スイッチを入れても電気機器が反応しなかった場合は、停電、ブレーカーが落ちているなど様々な現象が想定できます。

停電が解消されたり、ブレーカーを戻しても電気機器が反応しなかった場合はスイッチの故障も考えられます。

電気業者に点検してもらうことをおすすめします。

また、スイッチを押した時に「硬い」「ぐらついている」そんな風に感じた場合も注意が必要です。

スイッチが故障する前兆の可能性が高いです。

この場合は電気工事業者に点検してもらいましょう。

電気スイッチ交換工事はどこまでやってもいいの?

電気スイッチの部品自体は手軽に入手できます。

しかし、注意していただきたいのが「どこまで自分で作業しても良いのか」です。

DIYで行って良いのはスイッチカバー交換まで!

DIYで行って良いのはスイッチカバーの交換作業までです。

スイッチが故障しているのではなく、

  • スイッチカバーの汚れが気になる
  • オシャレなスイッチカバーに変えたい

などの理由でカバーのみを自分で交換するのは個人で行っても問題ありません。

配線に触れる作業は「電気工事士」が必須です

電気スイッチを交換する際に行う配線作業は「電気工事士」の資格が必要です。

→参考: 経済産業省 電気工事士法(昭和35年8月1日法律第139号)の逐条解説 (令和5年11月版)

https://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/law/files/koujisichikujyou.pdf

これは電気工事士法第3条第1項及び第2項に規定されています。

違反した場合、3ヶ月以下の懲役または3万円以下の罰金が課せられます。

→電気工事士法(昭和三十五年法律第百三十九号)第14条  

https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000139

一般家庭には100〜200Vの電流が流れています。

電流は取り扱いによっては感電や火事などの命に関わる危険性があります。

知識がないまま配線に触れるのは大変危険です。

そのため法律で専門の資格を持った電気工事士が行うことが定められています。

電気工事士の資格を持っていない場合は、電気工事業者に相談してください。

電気スイッチ交換工事のまとめ

電気スイッチ交換工事はカバーの交換をするのはDIYで行えます。

しかし、配線やスイッチの種類を交換する場合は専門の知識を持った電気工事士の資格が必要です。

電気工事士の有資格者以外が行うと、法律により罰せられます。

電気工事士は電気工事業者に所属している場合が多いです。

スイッチ交換工事は電気工事業者に相談してみてください。

賃貸住宅やマンションにお住まいの方も、大家さんや管理会社を念頭に置いて、電気業者に相談するとよいでしょう。

伝えるべき内容や工事内容がわかると、大家さんや管理会社に話を通しやすい利点もあります。

昨今は省エネに対応しているスイッチも多いです。

交換する場合も修理する場合も、現状を電気工事業者に相談しより良くする提案をもらってみてください。

ライフスタイルの変化によってスイッチの種類を変更するとより快適に過ごせる場合があります。

身近な電気をより安全に使い、より生活に沿った快適な生活に役立ちますように。

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